金融不安が現実化!
台風接近で週明けまで、天候は大荒れ!
でランニング休養日です。たまには休養が必要ですね。連日世界マーケットは米国のリーマン・ブラザーズ破綻、AIG救済のニュースで、大混乱しています。金融機関の破綻の影響が如何に大きいか、特に世界をリードする米国の大手証券・保険会社だけに、世界に与える影響の大きさの凄いこと。
リーマン・ブラザーズやAIGは米国の一金融機関なのに何故こんなにマスコミは大事に報道するのか?とカズも昨日まで思っていましたが、両社ともグローバル企業であり、AIGは世界に社員が10万人もいる巨大企業。当然、日本法人のリーマン・ブラザーズの関係者やAIGグループの関係者にとっては、ハリケーンが来たよう気持ちでしょうか?
リーマン・ブラザース関係として、同社がローンを組んでいるレオパレス21があります。 藤原紀香でお馴染みのアパートの家賃のローンを組んでいるのがリーマン・ブラザースの子会社です。レオパレス21はカズの甥が千葉の大学に行っているアパートですが、甥はローン払いでないので何も問題ありませんが、レオパレス21への信用がガタ落ちで、株価が急落しています。こんなところにも影響がでるんですね!
AIGグループはアリコジャパン・AIU保険・エジソン生命保険・アメリカンホーム保険と国内で急成長している保険会社ですね、このグループの米国本部AIGには米国政府が救済措置を取り、政府管理下におかれました。政府管理下に置かれたということは急激な破綻による混乱を避けるために、時間をかけて処理してゆくということですので、何れどこかに売却されAIGはなくなることになるでしょう。国内のAIGグループも再編されてアリコジャパンの名前も2~3年後にはないのでしょか?? 昨日、夕食を共にした、お友達の孝志君もアリコの保険に入っているそうです。 外資系企業は怖いですね!急成長後の急衰退。如何にも安くて安心な保険の宣伝に700万件近い保険加入者がいるそうです。保険契約者からの積立金が27兆円もあるそうです。潰れることはないにしても、保険契約者は不安ですよね?アリコジャパンを誹謗中傷するつもりはありませんが、アリコの一番売れている終身保険の「少しで安心」の誘惑の言葉の奥に潜むリスクを今回の米国AIGの問題に強く感じなければいけない。アリコの公開している財務状況をホームページで少し見ましたが、総資産6兆円もあるので安心だと、思ったらその内、有価証券が5兆円もありました。資産の8割を証券保有しています。今の株安で相当目減りしているのではないでしょうか?米国のAIG救済の本当の理由はAIGが大量に扱っているCDSにあるようです。
CDSとはクレジット・デフォルト・スワップで今、金融業界で流行の証券化商品。みのもんたの朝スバ!でも取上げて、浅野さんが解説してました。怖いですね!
元宮城県知事の浅野史郎が、この疑問に応え、「影響の大きさですよ」と次のように解説した。 「AIGは、サブ・プライムローン関連で経営難に陥っている金融機関への『保険』を引き受けている最後の砦。このAIG が倒産したら全世界的な大恐慌になる。その違いですよ」この『保険』とは、AIGが各金融機関と契約しているクレジット・デフォルト・スワップ(CDS)。投資家が購入した金融商品が債務不履行になった場合に、元本を保証する金派生商品の一つ。
AIGは、サブ・プライム関連の証券化商品の『保険』として力を入れ、CDS市場の大手になっている。そのAIGが破たんした場合は全世界の金融機関に致命的な打撃を与える恐れがあった。「大きすぎて、つぶせない」典型的ケースといえる。
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