「涙の理由」
「涙の理由」というタイトルに惹かれて借りてきたこの本。
今人気の脳科学者と作家が対談する内容です。
僕は、茂木さんの著書がよく読むので良く知っていましたが、重松清さんについては、認識不足でしたが、この本では、重松さんの、作家らしい視点「涙を流すことについての」の描写が興味をそそりました。
この本の中でも、二人が言っているように「笑う」と「泣く」は、感情表現として、「泣く」方が難しい、「もらい泣き」は別にして、個人的な鬱積した「涙」には、様々な個人の記憶の積み重ねがある。
カズの感動の映画や読書に感動して泣くことが時々ありますが、「同情としての涙」「意外性としての涙」「真実への涙」と、いろいろとあります、また感情表現として、「悲しい涙」「嬉しい涙」「悔しい涙」とその人が感じる琴線があるのでしょう!
カズは、人の直向な姿に「真理」を感じて涙することがあります。何かを直向に愚直に頑張っている姿に感動の涙腺が刺激されます。
本の中で、小説家重松さんが言っている、「別れの涙は、すごくウエットになって、カタルシスになる。けれど、その人が死ぬところはさっと書いて、一ヶ月後ぐらいに、あの人はいないんだと不在を知らされて泣く涙の方が小説として表現しやすい”不在を埋める涙”と言うか」。
この表現なんとなく納得です。涙は後になってから走馬灯のように感じる方が強いと思います。別れからの時間の経過に涙の濃度は比例する!
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