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2012年9月26日 (水)

源氏物語の魅力は!

 連日、源氏物語の記事をブログにしてきましたが、その魅力は何処に?

 なんと言っても主人公の移り気な光源氏が展開する色恋沙汰を著者の

 紫式部が女の目線で、繊細に優艶に心理描写する、人間模様。

 主人公は、光源氏であり、また光源氏の子供の薫の君や匂宮の皇子達で

 あることは間違いないのですが、真の主役は、多数登場し光源氏の魅力に

 恋し、恨み、悩む姫達であることは、読んでいての実感です。

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  光源氏が恋する相手は、いわゆる不倫な危険な恋が多い。

 高貴な皇子には相応しくない女や義母の藤壷を愛してしまうような

 危険な恋をしてしまう、危険だから余計に好奇心をそそられ燃え上が光源氏、

 適わぬ高貴な皇子との恋と知りながらイケメン光源氏の魅力に奪われて行く

 女心を見事に心理描写している、まさに現代の恋愛小説となんら変わらない

 展開を1千年前に紫式部は描いている点が面白いですね!

 その多数の危険な恋の相手を、源氏は捨てずに長く愛おしくお世話するのです。

 移り気な光源氏の恋の相手は、行きずりに見た女が以外と多い。

 また宮家仕えしている女官にも多数手を出して、その中には光源氏より

 20歳以上年増の熟女(老女)にも手をだしてしまうのも面白い。

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    光源氏が愛した、ヒロインの紫の上、朧月夜、明石の君を作者の

    紫式部はその美しさや可愛さ絶賛している。

    美しい姫妃やまた可愛い幼子を記述する時の、紫式部の筆は冴え渡る。

    たぶん、紫式部はかなり器量が悪く(つまりブスで)、コンプレックスの塊

    だったようにも感じる。

     コンプレックスは小説家にとって、大切な才能ということ?

     作者の紫式部自身は、受領(国司)の子供だったので、貴族社会

    の中では決して身分の高い方ではないから、高貴な皇子や姫妃に

    憧れていたとカズは推測します。しかし父親やその家系には文人や歌人

    が多く、その血を受け継いだ紫式部の筆の才能はぴか一だったので

    しょう。 その才能を見出したのは、藤原道長で道長は一条天皇に

    嫁入りさせた娘(中宮)に、紫式部を宮仕えさせて中宮の女官として

    「源氏物語」を書かせて、一条天皇を楽しませ、貴族の中で話題の

    小説家となったようです。

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コメント

でも、母親と娘の両方や尼になった女性とは関係を持てなかった。

投稿: まこと | 2012年9月26日 (水) 16時00分

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